ユリーカが美容と健康と社会貢献をテーマにしている理由

 

今日は３月５日ですね。３月１１日は東日本大震災が起きて１０年になります。２０１１年３月１１日。宮城県沖を中心とするマグニチュード9.0の地震が発生しました。大きな揺れと大きな津波が日本列島を襲い、多くの方が犠牲になりました。

 

ＥＵＲＥＣＡが販売するブランド「生命の種」（イノチノタネ）に込められた想いには意味があります。代表である下山の家族が阪神大震災で被災し犠牲になりました。自然の驚異に何も出来なかった悔しさ…それでも前に進んでいかなくてはいけないという想いが現在のＥＵＲＥＣＡ起業への始まりです。

 

そして、下山自身も癌に侵され闘病生活を余儀なくされました。闘病中に知ったモロッコで自生する「アルガンの樹」の話。サハラ砂漠の厳しい気候の中、生きる為に必死に根を数十メートルも伸ばす力強さに共感を受けました。またそこで知ったのがアフリカの貧困問題。アフリカでも都市部は比較的裕福な家庭もある中、砂漠地帯などの都市は食料、水を手に入れるのも厳しい地域もあります。アルガンオイル発祥の地であるモロッコも地中海側と砂漠側では気候も大きく違い貧困問題もある現実を知りました。

 

 

そして東日本大震災が発生。東日本の沿岸部を津波が襲い壊滅的な被害に…またしても自然の驚異に無力…あまりにも甚大な被害で生きる希望も失う人々…それを目の当たりにし「何か自分に出来る事はないか？」を自問自答した中で自分が女性である中で「辛く厳しい時でも女性は綺麗に輝いて欲しい」「癌を患った体験から男女問わず健康を」「災害で無力になるのではなく有力になる」「モロッコを始めアフリカに何か支援をしたい」その気持ちを一心に２０１３年に「合同会社ＥＵＲＥＣＡ」を設立したのが始まりです。

 

当時、記事を書いている私は別の会社におりました。実は私が勤めていた会社も震災の影響で経営が大きく傾き倒産…その後、ＥＵＲＥＣＡに入ってこの話を聞いて大変共感いたしました。

 

ＥＵＲＥＣＡが行った主な社会貢献活動

 

福祉施設へパンの支援

 

ＥＵＲＥＣＡではありませんが下山が別事業で行っている天然酵母のパンを福祉施設へ支援いたしました。こちらのパンは「日持ちするパン」で現在では全国のドラッグストアなどで見かける方も多いと思います。

 

「美味しさながもち」東京ブレッド

 

 

児童施設への支援

 

親の虐待や死別で児童施設にいる子供たちが少しでも笑顔になれるようにと夏祭りなどの飲料やパンの支援を行いました。

 

 

災害支援

 

 

東日本大震災後にあった大きな地震では「熊本地震」がありました。宅配便などが使えない事もあり、車で現地へ運びました。もちろん現地で被災した方と連絡をとり、緊急車両や復旧車両の迷惑がかからないように細心の注意を払って行動いたしました。

 

中国、四国、九州の豪雨被害支援

 

 

まだ記憶に新しい中国地方を中心とした豪雨被害。７月という事もあり扇風機なども支援。こちらも現地で被災した方に確認をとり「今必要な物」をピックアップして支援いたしました。

 

モロッコでは女性就業支援

 

 

 

そして、アルガンオイル発祥の地モロッコでは「仕事を発注し仕事を増やして支援」です。以前のエントリーでもご紹介したモロッコにある「アトリエフォカリ」さんを通じて巾着の制作やかごバッグの制作などを行っていただきました。

 

アルガンオイルを販売する会社さんで就業支援などをしている会社さんはありますが、実際にモロッコへ行って原料になるアルガンやウチワサボテン、アプリコットなどを見たり現地で作業する人々にあって声をかけて触れ合うという事をする会社は一握りかと思います。その中の一つがＥＵＲＥＣＡです。

 

2018年には社会貢献賞を受賞

 

ＥＵＲＥＣＡは２０１８年にＶＩＥ ＧＲＡＩＮＥ ＮＯＢＬＥ が商品賞を受賞したと同時に今まで行ってきた社会貢献がアジア・ゴールデンスターアワード２０１８にノミネートされ社会貢献賞をいただきました。大変名誉であり今後もより一層、世の中の為に役立っていける会社作りをしていけるよう尽力いたします。

 

 

◆この記事を書いた人

 

【ＥＵＲＥＣＡ株式会社　齊藤】

 

・男性、４４歳３人の子持ち。ＥＵＲＥＣＡ株式会社、唯一の男性社員。美と健康がテーマの会社なのに健康診断にひっかかり1か月で5.3キロのダイエット行い、血糖値を大幅に下げている。最近は娘（中2、小5）が美容に興味を持ち娘に負けないように美容の知識を日々勉強している。